Google Workspace for Nonprofites
非営利団体のための Google Workspace
Google Workspace（グーグルワークスペース） は、Google社が提供する多様なオンラインアプリケーションを組織全体で活用するための仕組みです。これにより、非営利団体でも、組織内の様々なコラボレーションツールを一元的に管理することが可能になります。
「コラボレーション」という語は少し専門的に聞こえるかもしれませんが、それは決して複雑なものではありません。Google Workspace は、私たちが日常的に使用している Gmail™ やカレンダーなどのツールを核としており、その構造は非常にシンプルです。
Microsoft Windows 上で動作するより高価なアプリケーション群と比較すると、一部機能が足りないかもしれません。しかし、そのような部分を補うためのサードパーティー製のアドオンもたくさん用意されています。
非営利活動の推進において、Google Workspace には、先進的で優れた機能が数多く搭載されています。その強力な機能を最大限に活用しながら、「どのように機能の不足を補うか」を考えることが、Google Workspaceとの良好な関係を築くための重要なポイントとなります。
【Google Workspaceの種類】
Google Workspaceには、法人格や利用目的に応じて、
Individual エディション（有料、個人事業主向け）
Business Starter エディション（有料、一般企業向け）
Business Standard エディション（有料、一般企業向け上位プラン）
Business Plus エディション（有料、一般企業向け上位プラン）
Enterprise エディション（有料、大規模組織向け）
Frontline エディション（有料、現場スタッフ向け）
Education エディション（無料、教育機関向け）
Nonprofits エディション（無料、非営利団体向け）
Government エディション（有料、地方自治体向け）
が用意されています。
※ Nonprofits エディション をご利用希望の方は、こちらから お申込み下さい。
Google Workspace for Nonprofits のコアサービス
お仕事のための Gmail
Gmail は迷惑メール対策機能や強力な検索機能を通じて、職員の皆さまが業務をより円滑に進めることを支援します。また Google for Nonprofits によって提供される Gmail には、広告が一切表示されません。
カレンダーの共有
Googleカレンダー™ を活用することで、スケジュールを全団体メンバーと共有することが可能となります。これにより、スケジュールの調整やイベントの企画がより円滑に進められます。また、複数のカレンダーを一つのビューに表示することで、一目で全体の予定を確認することができます。
Googleドライブ でデータを共有する
Googleドライブ（Google Drive）を利用すれば、団体の重要なデータをクラウド上で安全に保存し、必要なメンバーと簡単に共有することができます。これにより、場所やデバイスを問わずアクセス可能で、必要な情報をいつでも取得することが可能です。
ドキュメントを共同編集
Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライド を使えば、ブラウザ上で直接文書作成や編集が可能になります。中でも、これらのツールで提供される「同時編集」機能は、複数の人が同時に一つのドキュメントを編集できるため、チーム内でのアイデア共有や意見交換がスムーズになります。また、すべての変更は自動的に保存され、誰がどの部分を編集したかが一目でわかるため、作業の進行状況が常に把握できます。これにより、作業の進捗管理が容易になり、効率的な業務遂行が可能になります。
Googleサイト で簡単にウェブサイトを作成
Googleサイト を利用すれば、誰でも簡単にウェブサイトを作成できます。コードを書く必要は一切なく、直感的に操作できるサイトビルダーで、自由ページをデザインできます。また、その使いやすさと機能性から、内部の情報共有を目的としたイントラネットの作成にも非常に適しています。
スタッフ間の円滑なコミュニケーションをサポート
ビデオ、音声、テキストを活用して、スタッフ同士がいつでもどこでも繋がることが可能です。日常の短い質問や情報交換にはGoogle Chat™で気軽にコミュニケーションを取ることができます。より公式なミーティングやグループでのディスカッションにはGoogle Meet™を利用し、高品質のビデオとクリアな音声でスムーズなコミュニケーションを実現します。その際のアジェンダや議題など、ToDoリストの作成や管理もGoogle Tasksで簡単に行うことができます。
【Google Workspace for Nonprofits の主な特徴】
クラウドベースのサービス: 自身でサーバーを設置したり維持したりする必要がなく、インフラストラクチャのコストと管理を大幅に削減できます。
ユーザーアカウントと権限設定: 全ての職員とボランティアスタッフに対して個別のユーザーアカウントを発行可能で、役割に応じた詳細なアクセス権限の設定も行えます。
独自ドメインの使用: 団体のドメインを使用し、プロフェッショナルな電子メールアドレスを設定することができます。
一体化されたオフィススイート: ワープロ：表計算、プレゼンテーションツール等、オフィス作業に必要な全ての機能を提供します。
クラウドストレージ： Googleドライブ を用いて、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライド などのファイルを安全に保存し、共有することができます。その容量は法人全体で100TBにものぼり、大量のデータや重要なファイルも余裕で管理することが可能となります。
スマートフォンとの連携: スマートフォンからでも全ての機能にアクセス可能で、外出先や自宅からでも作業を行うことができます。
広告フリー: ユーザーインターフェースに広告が表示されません。
24時間365日のサポート: メールと電話でのサポートを提供しており、困ったときにはいつでも対応が可能です。
信頼性の高い稼働率: Googleにより99.9%の稼働率が保証されています。これにより、重要な時期や緊急時でも安心してサービスを利用することができます。
Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google Meet は、Google LLC の商標です。
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